そもそも機械式腕時計とは?

本題のメンテナンスに入る前に、まずは簡単に機械式腕時計について触れておこうと思います。

機械式腕時計とは、電池などの電力を使わずにゼンマイの動力で動く時計のことです。機械式腕時計にはゼンマイを自分で巻くタイプの「手巻き式」と、振動によって自動でゼンマイが巻かれる「自動巻き式」という2タイプが存在します。電池で動く「クォーツ式」と比較すると、正確性・コストパフォーマンスの面では劣っていると言わざるを得ません。しかし、メンテナンス次第では一流ブランドの商品であれば100年以上利用し続けることも可能ですし、電池などの動力源を必要としないという面では機械式腕時計に軍配が上がります。

メンテナンスが必要な箇所と目安の時期について

機械式腕時計を長く利用したいのであれば、定期的なメンテナンスは欠かせません。そもそも、クォーツ式時計に比べて機械式腕時計は寿命が長いというのは定期的なメンテナンスを行うことを前提としていますので、メンテナンスをしないのであればその限りではなくなってしまいます。針を動かすために時計内部に組み込まれた歯車や軸は摩耗しますし、潤滑油も経年劣化する消耗品ですので、3年~4年に1度はオーバーホールが必要です。また、裏蓋についている防水用のゴムパッキンも時間経過とともに劣化します。このパッキンがあることによって時計の内部に水分が入るのを防いでいるので、劣化により水分の侵入を許してしまった場合は内部が錆びてしまい、取り返しのつかない事態を引き起こす可能性もゼロではありません。こういった理由から、長く使うために定期的なメンテナンスは必須となっています。

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